木崎町幼稚園・太田市新田



室名札製作:西岡忠司氏
「木造がいいな。遊戯室と同じ感じの。大人がイイと思うものを造ってくれ、子供に媚びるな。
それから一番大事なことだが・・・・・、何もするなよ。(笑)」 
これは園長先生の言葉。 まるで禅問答だな、と思いながらその真意を考えた。
3200坪の敷地、樹齢数百年大木と雑木林、そこに棲んでいる小動物や昆虫、そしてカラッポの教室。あらためてよく見ると7年前に遊戯室を建てた時とは違うものが見えてくる。
この幼稚園は建物が教室なのではなく、この全てが教室なのだ。
こうなると建物はシンプルがいい。今の環境を壊さないようにそっと置き、夏になって葉が繁れば消えてしまうような。ただ、子供たちが育つ場らしく、虚飾のない骨のある建物にしたい。
完成後、園長先生が笑いながらこう言った。
「俺は頭にきちまった。子供たちがまったく普通で当たり前の顔をしている。ずーっと前からこれがあったような感じでいるぞ。」
数年後にはコンクリートの小学校に行く子供たちに、「ドン」とぶつかれば「ビリビリ」と響く
建物を憶えておいて貰いたい。
左から、C棟、A棟、B棟
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